コレがプロ野球の本拠地だ!ドームも良いけど、屋外も魅力一杯

プロ野球の舞台となっているのは言うまでもなく野球場です。いわゆるスタジアムですが、セリーグ、パリーグの各球団は各々、本拠地となるスタジアムがあり、そこをホームグラウンドとしています。

プロ野球で使用されている本拠地を、例えばドーム球場かそうでないかの2つに大別することができるでしょう。札幌、所沢、東京、名古屋、大阪、福岡の6都市にはそれぞれ本拠地とするプロ野球チームがありますが、これらはいずれもドーム球場です。

ドーム球場の魅力は何と言っても、天候に左右されないということでしょう。過去には大きな台風がきたりなど、よほどのことがない限り、中止になることはありません。そのため、プロ野球観戦の予定を立てやすいというメリットがあります。また、特に暑い夏場であっても、ドーム球場は空調が効いているために快適に観戦出来るのです。

一方で仙台、神宮、千葉、横浜、甲子園、広島に本拠地を持つ球団のスタジアムはいずれも屋外です。屋外の球場はドーム球場のメリットを持たない点ではデメリットといえるでしょう。とりわけ雨が降っている場合は、中止になったり、観戦の際にカッパが必要になるケースもあります。一方で屋外のスタジアムは屋根がない分、非常に開放的な気分で観戦できます。ビールを飲みながら観戦…これもまた屋外ならではの気持ち良さがあります。

また、屋外球場でのプロ野球は風の影響を受けやすいため、そのことで守備位置を選手が工夫するなど、より戦略的な戦いを見ることができます。例えば、千葉ロッテマリーンズの本拠地であるQVCマリンフィールドや阪神タイガースの本拠地である阪神甲子園球場は海に近いため、独特の風が吹くことでも知られています。風がどちらのチームに味方をするのか…風が勝敗を分けることもあるだけに、屋外のスタジアムはドーム球場にない楽しみ方が増えるのです。